今年のインターハイの舞台は南東北。
ソフトテニスは白虎隊の故郷、福島県の会津総合運動公園にて行われました。
7月27日の個人戦初日。植草からは3年生の坂輪・飯塚ペアが出場しました。
会津は前日まで1週間雨天が続いていたそうで、男子のトーナメントは雨の中行われたとか。
日付変わって女子の大会初日は、暑すぎず、気持ちの良い好天でした。
チームの中に、強力な晴れの神がいるという噂は本当のようですね ☺
試合は2回戦を勝利し、3回戦を1−4で惜敗してしまいました。
今年の3年生は県総体の後、インターハイへと続く2人を支えるため、全員が毎日コートに顔を出して、一緒に練習を続けてくれました。
福島出身のチームメイトと一緒に、福島インターハイの舞台に立つことが、彼女たちの夢だったのです。
今回団体戦での出場はかないませんでしたが、3年生全員が応援とサポートに駆け付けてくれました。
植草は部員たちだけでなく、保護者達も本当に仲が良いです。3年生の保護者だけでなく、2年生の保護者も全員福島に駆けつけてくれたのですが、、、
あれ?一番泣いていたのは、2年生の保護者じゃないですよね?
坂輪、飯塚両選手、3年生の皆さん、本当にお疲れさまでした!
そして今回もたくさんの応援をありがとうございました。
これからも、翔・輝・夢・掴!
頑張れ植草!「応援される人となれ」!
前回のブログからもう一ヶ月以上が経ってしまいました。6月は高校ソフトテニス関係者にとってはとても忙しい月なのです。
第1週は関東大会,第2週は県総体の個人戦,第3週は県総体の団体戦,第4週はハイジャパ(ハイスクールジャパンカップ)と,毎週土日が試合になっているのです。
ここ数年はこの忙しい6月を過ごさせていただいています。そう,「関東大会」や「ハイジャパ」は限られた選手のみが出場できる大会だからです。生徒が頑張ってくれるから忙しい6月になるんですね~。創部当時には想像もつかなかったことです。ありがたいことです。では,まとめて報告いたします。
<関東大会>
今年は山梨県甲府市で開催されました。団体と個人が3ペア出場できました。
写真は開会式会場でのものです。
写っている選手を見ると,中学生の時に県大会に出場することが目標だった生徒ばかりです。「まさか自分が関東大会に出場するとは……。」ある生徒の言葉です。
試合は,団体戦初戦敗退,個人戦も3回戦と振るいませんでしたが,生徒たちの可能性の広さを見せてくれた大会でした。
<県総体>
千葉県の総体の個人戦は,5月に行われた関東大会予選で64本に入らないと出場できません。各学校からは1ペアのみ参加できますがとても厳しい組合せ場所に入ってしまいます。
今年の個人戦は,植草からは6ペアが参加できました。大会前の練習を見るとインターハイへ全員が行ってもおかしくない内容で楽しみで大会当日を迎えました。
総合スポーツセンターのテニスコートは16面で,男女それぞれ8面を使用します。ということは,コート決勝で勝てばインターハイが決まります。毎回のことですが,顧問が一人であるため,ベンチに入れずアドバイスができない場面が出てしまいます。今年もそうでした。一度に5面に植草の生徒が試合に入り,ただ祈るばかりです。インターハイ決定戦も2ペアが重なってしまいました。結果,1ペアのみがインターハイ出場権を獲得したのです。
坂輪・飯塚ペアです。彼女たちには「ベンチには入れなくて負けてしまった仲間の分まで頑張らなければいけないぞ!」と話しベスト4まで勝ち上がってくれました。
しかし,残念です。毎年感じていて,ベンチコーチがいなくても自信を持って戦える選手作りを一層強化しなければいけないと改めて感じた個人戦でした。
団体戦は,翌週の白子で行われました。
「個人戦で悔しい思いをした選手のためにも,団体でインターハイへ行く!」私の決意です。
そして坂輪・飯塚もそう思っていたでしょう。他の3年生も・・・・・。
勝つためにペアを組み替え,最強の布陣で臨もうと考えましたが,選手たちのできの良いこと。本当に良くて選手選考が大変でした。団体でのインターハイ出場を描いていたのですが….。
4回戦敗退。
生徒の状態をきちんと把握し,選手起用をすることができなかった私の責任です。きっと神様が「勝つことに慣れずに,きちんとやれ!」と言っているのでしょう。本当に生徒には申し訳ないことでした。私には来年もありますが,生徒には限りがあります。特に3年生は最後の大会でした。ただ後悔しても仕方ありません。前を向いて進んでいくだけです。今回の悔しさや苦しみを二度と味わうことのないよう,新人戦では,周囲に「あっ」と言わせるようにします。
応援や協力をしていただいた保護者を始め,OGや周囲の方々に本当にお詫びし,また,御礼を申し上げます。見ていてください,新人戦を!
<ハイスクールジャパンカップ>
「ソフトテニスの甲子園」と言われるこの大会は、シングルスとダブルスがありますが、基本各都道府県のチャンピオン大会です。参加している学校を見てもインターハイ常連学校ばかりです。今年は坂輪がシングルス千葉県チャンピオンになったので参加できました。(昨年は宮本がシングルスチャンピオン、一昨年は館・宮本が推薦で参加の3年連続です)千葉県はシングルスは辛いです。日曜日までダブルスの試合をしていて、水曜日にはシングルスの試合です。他県はとっくにダブルスの試合を終えて、シングするの練習をバッチリやってきますからねー。それでも坂輪は1回戦を勝ち2回戦に進む粘りと頑張りを見せました。(御褒美に少し晩飯をレベルアップしましたけどね)
色々あった6月でしたが、忙しいとか嬉しいとか悔しいなど、すべて生徒たちが頑張って真剣勝負をしているからこそ味わえるものなんですね。本当に生徒には感謝です。だからこそ全力で生徒に接しなければいけませんよね。これからも頑張ります!
今年度の新入部員が決定しました。今年は9名です。千葉はもとより,佐倉,成田,船橋,茂原,東京と各地から集まってくれました。「中学生の時の戦績は?」きかないでください。皆,ダイヤモンドの原石ですからこれから輝きます。(昨年も同じようなことを言っていたなー。でも皆少しは輝いたでしょ)
楽しみにしています。(詳しくは部員紹介とPhotoページをみてください)
5月7、9、10日に関東大会県予選会が千葉県総合スポーツセンターで行われました。
この大会は、関東大会へと続く春の大きな大会であると同時に6月の県総体の1次予選をかけた大事な大会でもあります。
7日は団体戦でした。
コーナーシード4校が順調に勝ち上がっての準決勝戦。昭和学院との3番手勝負となり、セットカウント3−1まで追い込んだのですが、、、
残念ながら、決勝へ進んで3年連続の優勝旗を持ち帰ることは出来ませんでした…(T_T)
しかしながら、その後の代表決定戦を勝利して、無事
関東大会への出場が決まりました。
9、10日の個人戦では、新人大会優勝ペアが早々に姿を消すなど波乱の中、植草からは遠藤・大屋ペアが第5位を獲得しました。
おめでとうございます!!
さらに坂輪・飯塚ペアと大森・クラッセンペアも、来月山梨県で行われる関東大会への切符を獲得しました。
終わってみれば、監督を筆頭に、関東大会出場を決めた選手も含め、皆が何らかの悔しさを抱えて終わったこの予選会。
今ある悔しさを、次へのエネルギーに変えて、、、
翔け!輝け!夢掴め!
YOU CAN DO IT!!!
3月28日から30日まで、名古屋市総合体育館で全国選抜大会が開催されました。
各ブロックを勝ち抜いた代表36校が集う全国大会に、「植草」も、関東ブロック代表として4年ぶり4回目の出場を果たしました。
今年は関東ブロックの中に推薦枠を獲得した学校があり、関東大会7位の植草がスライド式に出場権を獲得するという、いわば21世紀枠のような存在でした。
監督も、関東大会終了時点では、全国大会を勝ち上がるのは少し厳しいかな…と予想していましたが、見事大会初戦を3−0で勝利しました!
全国大会レベルで、植草のように地元中学の選手のみで構成された代表校はほとんどありません。またジュニアから活躍し、16〜17歳で競技歴10〜11年という選手が当たり前の中、選抜メンバーの半分がジュニア経験者ではなく、競技歴4〜5年という学校は他に全くと言っていいほど見当たりません。
選手自身、中学時代に、高校で全国の舞台に立つ自分の姿を想像することが出来たでしょうか?
残念ながら2回戦でベスト8のシード校に1−2で敗れてしまいましたが、優秀な選手を全国各地から集めた「多国籍軍」が当たり前の強豪校の中、選手達は「植草」のテニスが全国でも戦えることを証明してくれました。
名古屋まで応援に駆けつけて下さったたくさんの保護者と卒業生の皆さん、ありがとうございました!
新学年として迎える地区大会、関東予選でも、選手達の活躍に期待しましょう(*^^*)v
2月19日(土),フクダ電子ヒルステニスコートで「きらめきシングルス大会」が行われました。この大会は,新人戦の個人戦ベスト8のペア16名と,各地区から2名の合計36名で争うトーナメント大会です。大会優勝者は,6月に北海道札幌市で開催される「ハイスクールジャパンカップ・シングルス大会」に千葉県代表として出場します。
今回の組合せはこうでした。
昭和学院,千葉黎明,茂原などが活躍した新人戦でしたから組合せも当然です。
上位入賞者の写真です。
そして優勝したのは・・・・・・・・・・・
植草の坂輪知春さんでした~。
おめでとう!
坂輪さん曰く,
「宮本先輩が身体をはって教えてくださったので・・・・。宮本先輩のお陰です。」
そうなんです。昨年度は現3年生の宮本さんが優勝。今年は坂輪さんと,植草が連覇しました。そういえば,第1回大会の優勝者も植草の選手でしたね。
坂輪さんは新人戦ではベスト8には入れず,今回は地区予選からの勝ち上がりで栄冠を手にしました。本当に頑張ったんですねー。おめでとう! 今度は後輩に教えてくださいね。でも,これで満足せずにもっと上を目指しましょう。そう,宮本先輩たちの残した戦績の上を。それが本当の恩返しですね。
2月末から、学校は一気に卒業ムードとなります。
今年も、3年生を送る会では、笑顔いっぱい元気な1年生、昨年に引き続き芸達者な2年生、和気あいあいの保護者達で、3年生の卒業を祝いました。
笑いあり、涙ありの素敵な会の中で、送られる側だけでなく、送る側である在校生とその保護者達の流した沢山の涙が印象的でした。
素晴らしい戦績を残してきた3年生ですが、皆に愛された先輩達は、戦績だけでなく、「植草」のソフトテニス部の教えである
「応援される人となれ」
を実践してきたことを、改めて感じました。
学校行事の予餞会では、今年もお茶目な田村先生率いるソフトテニス部のビデオレターが大ウケでしたよ!(^_^)v
3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
卒業しても、たくさん遊びにきて下さいね!\(^o^)/
前回お知らせをした関東選抜大会から2週間経った1月28日(土)に,茂原市民体育館で「土屋杯高等学校選抜インドア大会」が行われました。
関東選抜大会中やその後に体調を崩したり怪我が発覚したりと,団体メンバー全員がそろわない中で,監督は思いきって2年生だけの,それも関東選抜大会の半分の選手を入れ替えるという選手起用をしました。
「今まで全員で練習してきましたから,全員に大会を経験してもらいたかった」という監督の想いです。
初めての団体戦メンバーに選ばれコートに立った子どもたちの顔は,緊張感満載で観ている親が苦しくなるほどでしたが,皆元気にいい顔でプレーしてました。結果,「優勝」しました。6年連続12回目の笑顔です。みんな,頑張ったね。おめでとう!
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。
昨年の11月に行われた新人戦から、皆さんへの報告などが久しくなってしまいまして申し訳ありませんでした。
顧問の私も保護者の方々も年末年始がとても忙しくて更新に手をつけられませんでした。ごめんなさいm(_ _)m
改めて、今日までの報告をさせていただきます。
投稿の表題にも書きましたが、おめでたいことが色々ありました。「!」マークが3つあるように、そうです3つありました。
まずひとつ目です。
年が明けました。
とても穏やかに、そして雲ひとつない年明けで素晴らしかったです。今年も良い年であることを感謝しました。
ふたつ目です。
12月18日に船橋市運動公園体育館で行われた「千葉県高等学校選抜インドア大会」で2位になりました。
この大会は、新人戦の県大会で5位以内(ベスト8)の学校しか出場できない大会で、勝ち上がると関東選抜大会 → 全国選抜大会へと繋がる大会です。新人戦の団体は3位でしたので、出場が決まっていました。が、抽選の結果、勝ち上がると準決勝で昭和学院と戦う場所になりました。実は準決勝はとても重要で、勝つと関東選抜大会への出場権が得られるのです。「うーん…….、少し苦しいなー」というのが正直な気持ちでした。でも、やるだけやって試合に臨んだところ、1-1の3番手勝負のゲームカウント0-3からの大逆転で勝利しました。いやーそんなこともあるんですねー。選手たちの可能性を改めて見直させられました。
三つ目です。
右の写真は東京体育館での大会の様子です。
そうです、関東選抜ソフトテニス大会です。(1/13,14)
関東8都県の各上位2校の16チームしか出場できない大会で、この中から全国選抜大会に出場する関東代表チームが決定します。(今回は7チーム)
全国選抜大会はインターハイと違って、各県から必ず出場できるとは限りません。関東ブロックの代表チームを決めるので2チーム出る都県もあれば、全く出られない県もあります。
組み合わせは、まず各都県の1位チームを振り分けて、その対戦相手に各都県の2位をあてるのです。そんな中で、植草は、
「全国選抜大会出場決定しました!」
本当に凄いです。メンバーの8人は新人戦、県インドア、関東選抜の3大会は同じではありません。誰かが入れ替わっていました。更には、メンバーの半分近くは中学校の時に県大会出場経験がありません。もちろんジュニア経験者ではありません。夏休みの大会では、市内大会も勝てませんでした。私学大会もきらめき大会も満足のいく結果ではありませんでした。それが、県大会団体3位、県インドア2位、そして全国選抜大会出場までになりました。本当におめでとうです。ヤッター(^_^)v
裏話が色々あるのですが、それは次回にしましょう。